お世話になります、カシワバラ・コーポレーション工事管理本部です。
日々の作業にご尽力いただきありがとうございます。さて本日は、簡易無線局のデジタル化のお知らせです。
簡易無線局で使用できなくなる周波数があります
電波は有限で希少な資源です。今後も、データ伝送等で電波の利用ニーズがよりいっそう高まることが想定され、電波の有効利用を促進する必要があります。通信品質の向上や電波の効率的な利用が可能であることから、積極的にデジタル化を進めることが求められています。
アナログ方式の周波数を使用する350MHz及び400MHz帯の簡易無線局(以下「アナログ簡易無線局」という)については、電波利用ニーズの対応やデジタル方式の無線システムの導入を推進のため、2008年8月の周波数割当計画の変更(同年総務省告示第463号)により、新たにデジタル方式の簡易無線局の周波数の割当てが実施され、アナログ簡易無線局の周波数の使用期限は2022年11月30日までとしてきました。
激変緩和措置として、企業等の中期経営計画の期間(3年前後)等を念頭に、アナログ簡易無線局の周波数の使用期限を2年に限り延長(2024年11月30日に改正)されています。また、アナログ簡易無線局の免許は、2021年9月1日以降は、原則として再免許に限り認められます。
引き続き簡易無線を使用される場合は、デジタル簡易無線(DCR=Digital Convenience Radio)への買換え等が必要となり、400MHz帯でアナログ周波数(35ch)とデジタル周波数(65ch)の両方が使用できるデュアル方式の簡易無線についても、アナログ方式の周波数の使用は2024年11月30日までとなりますので御注意ください。
詳しくは総務省総合通信基盤局による資料をご参照ください。
変更時期
アナログ方式の周波数の使用は、2024年年11月30日までとなっており、使用期限までに無線局を廃止するか、使用期限以降において、引き続き簡易無線局を使用する場合には、デジタル方式の簡易無線局に買換え等が必要となります。