暑い夏は生野菜で水分補給!野菜がたっぷり食べられるレシピ3選

暑いばかりでなく湿度も高い日本の夏。屋外で働けば汗はびっしょり、かなりの水分が体内から失われています。夏の水分補給は小まめに行うことはお約束ですが、つい水やお茶など、冷たい飲み物ばかりに頼っていませんか?

水分補給として水やお茶といった水分ばかりを摂っていると胃酸が薄まり、栄養素の吸収力が低下してしまう原因となるのをご存知でしょうか。汗をかくことによって体内から失われたカリウムやナトリウム、マグネシウムなどのミネラル分は、冷たいドリンクなどだけでは補うことができません。そんな時の強い味方は何といってもシャキシャキとした生野菜!

カリウムが豊富で水分をたっぷり含んだ生野菜は栄養抜群、暑い夏を乗り切るためにもぜひ量を摂ってほしい食材です。でも生野菜は体に良いと分かっていても、サラダだとあまり多くは食べられない…という方も多いはず。
そこで今回はメインや炭水化物などと一緒に調理した、野菜がたっぷり食べられるレシピをご紹介します。体の芯から水分補給し、高温多湿の夏を乗り切りましょう!

さっぱりトマトそうめん

暑さで食欲が無い時もつるつるっと食べられるそうめんは、夏にぴったりのメニュー。簡単に調理できるのも魅力ですが、そうめんだけでは栄養不足。そこで一緒に食すのにおすすめなのが、夏野菜の代表格、トマトです。

トマトは汗をかくと失われてしまう、カリウムやマグネシウムも豊富な野菜。胃を刺激してくれる酸味は食欲を増進させる効果も期待大!赤色の天然色素、抗酸化作用のあるリコピンがたっぷり含まれているトマトを使って、そうめんを美味しく食べられるレシピです。

材料(1人分)

・そうめん・・・一束
・トマト・・・中1個(120~130g)さいの目切り
・レモン・・・1/4個
・塩・・・小さじ1弱
・砂糖・・・小さじ1.5弱
・オリーブオイル・・・小さじ1
・胡椒・・・適量

作り方

さいの目にカットしたトマトを、塩と砂糖を入れた容器入れて混ぜて馴染ませ、冷蔵庫で30分~ほど冷やしておく。

②冷えた①から、トマトとトマトの水分を別々の容器に分ける。

そうめんはお湯の量に対し、1%の塩を入れて(例:1リットルのお湯に対し、10gの塩)茹でる。

茹でて冷水で締めたそうめんにオリーブオイル、レモン1/4個の半分ほど絞って汁を加え、②のトマトの水分とよく絡ませる

トマトの水分と混ぜたそうめんを皿に盛り、上にトマトを載せ、残りのレモン汁をかけ、お好みで胡椒を振って完成です!

レタスとひき肉のサラダ

免疫力を高めてくれるレタスは鉄やカリウムなどのミネラル類、ビタミンEもたっぷり!夏こそたくさん食べたいレタスですが、いつもサラダでは飽きてしまう、という方にご紹介したいのはボリューム感のある牛ひき肉との組み合わせ。ニラとニンニクがプラスされたパンチのある味で、サラダにもおかずにもなる一品です。

材料(2人分)

・牛ひき肉・・・150g
・レタス・・・100g/細切り
・ニンニク・・・1かけ/みじん切り
・ニラ・・・適量/小口切り
・ごま油&胡椒・・・適量

<たれ>
・味噌・・・大さじ1/2
・オイスターソース・・・大さじ1
・酒・・・大さじ1
・みりん・・・大さじ1/2

作り方

①<たれ>の材料をすべて混ぜ合わせておく

②フライパンに油(分量外)を入れてニンニクを軽く炒め、ニラ、牛ひき肉を加え炒める

③肉に火が通ったら<たれ>を入れて絡め、ごま油を少々垂らし香り付けする

④細切りにしたレタスを皿に盛り、③のたれをレタスにかけて、肉を上にのせる

⑤食べる前にお好みで胡椒をまぶして完成です!

セロリとスイカのジュース

水分補給にフレッシュな野菜と果物のジュースはいかがですか?カリウムを多く含んだセロリが持つアピインと呼ばれる香り成分は、暑さで食欲減退した際にも役立つ効果も期待できます。セロリがちょっぴり苦手、という方にもスイカの糖分で飲みやすい栄養満点のジュースです。

材料(グラス一杯/約220ml

・スイカ・・・200g
・セロリ・・・20g
・ライム・・・お好みで

作り方

①皮と種を除いたスイカをひと口大にカットする。

②セロリは筋を取ってざく切りにカットする。

③カットしたスイカとセロリをミキサーで攪拌し、冷蔵庫で冷やしておく。

④お好みで飲む前にライムを絞って加え、完成です。

高温多湿の夏は、生野菜で乗り切ろう!

暑い夏は食欲も料理をする気も失せてしまう季節。ついつい出来合いのものに頼りがちになりますが、調理も簡単、さっぱり味で食事が進む生野菜は夏にこそたっぷり摂って欲しい食材です。野菜本来の栄養や食感を味わえるのは生だからこそ。夏バテで食欲減退、気力も低下してしまった人は、生野菜からたくさんの栄養とエネルギーをもらってくださいね。