足元から現場を支える!スタイリッシュかつ機能的なASICSの作業靴とは?

足場が不安定場所での作業や重い資材の運搬など、建設現場にはさまざまな危険が潜んでいます。それらの作業を安全かつ効率的に行う上で重要になるのが、作業靴(ワーキングシューズ)。今回は足元から現場を支える作業靴についてご紹介したいと思います。

はじめに

突然ですが、みなさまは作業靴にどんなイメージをお持ちでしょうか。「現場における作業を安全にこなすための靴」という認識がほとんどかと思いますが、その反面履き心地や見た目の良さは二の次に考えてしまっていませんか?安全第一はもちろんのことですが、毎日履くモノなので、ビジュアルや履き心地にはこだわりたいですよね。そこで今回は、作業靴の必要性を、あの大手メーカーの製品を例に取ってみていきたいと思います!

足元の事故が多発

画像引用元:https://ebipop.com/

建設現場では年間、多種多様なケースの事故が発生していますが、その中でも昨今注目を集めているのが、足元から起こる事故です。実際、作業中の足元への資材落下や釘などの踏みつけ、転倒事故はあとを絶ちません。厚生労働省によると転倒事故は休業4日以上の死傷災害の2割以上を占めるとのこと。このような現状を踏まえ、2015年より「STOP!転倒災害プロジェクト」が厚生労働省によって展開。転倒災害プロジェクトは労働現場における転倒災害を減少させるために発足したプロジェクトで、転倒災害防止ガイドラインの作成及び啓蒙をしています。

画像引用元:https://www.mhlw.go.jp/index.html

厚生労働省のデータによると、転倒事故の原因は濡れた床でのスリップや段差、障害物によるつまずき、階段の踏み外しなどが大半であるようです。

まず一番最初に講じることのできる対応策としては、足場をよく観察する、整理整頓を日常的に心がけるといったことですので、そうした意識づくりの徹底が大切です。

ただ、やはりいくら意識をしていても滑ったりつまづいたりすることはあります。そして、そうした事故の防止に大きく影響するアイテムが、本記事のテーマである「安全靴・作業靴」ということになります。

ちなみに本記事の内容とは逸れますが、筋力の低下も転倒事故の原因と言われています。そのため、毎日のストレッチやトレーニングを日課にすることも転倒事故防止につながるので、スクワットなどをして下半身の筋力強化を図るのもおすすめです!

現場を足元から支える作業靴とは?

People with home safety concept

みなさまご存知とは思いますが、作業靴がどんなものなのか説明させていただきます。まずワーキングシューズという言葉にピンときていないという方もいらっしゃったのではないでしょうか。

実は、厳密に言うとみなさまが普段現場で履いている靴には、作業靴と安全靴の2種類があるんです。

安全靴はJIS(日本工業規格)によって定められた性能を満たした靴にのみ付けられる名称で、作業靴はJSAA(公益社団法人日本保安用品協会)によって認められた規格の靴の事を指します。

そして、安全靴は耐久性に特化し安全性に優れており、作業靴は軽量で機動性に優れるなど、それぞれに特徴があります。ですので、荷物の運搬などの重作業では安全靴、扱うものが小さかったり移動がメインとなる軽作業では作業靴といったような使い分けができると、高いパフォーマンスを期待できますね!

そして、作業現場で安全靴又は作業靴を履くことが法律によって義務付けられているので、できるだけ履くというのではなく、作業に合った靴を必ず履くようにしましょう。

作業靴選びの際に注目したい3つのポイント!

そんな現場仕事に欠かすことのできない作業靴・安全靴ですが、一足で大きく作業効率や安全性が変わるのですから、慎重に製品を選びたいところですよね。ですが、いざ購入するとなった際に、どのような点を意識して買えばいいのかわからないという人もいらっしゃるのではないでしょうか?安心して下さい、作業靴選びの際に注目したいポイントは、以下の3つです!

1.機能で選ぶ

作業靴や安全靴は様々な安全面の確保のために多くの機能を搭載しており、用途に合った機能から靴を選ぶことが重要です。例えば、防水性や耐久性、火を扱う現場での使用なら耐熱性、さらに耐滑性、耐油性などもシーンによっては重宝する機能になってきます。 また、季節ごとにタイプを変えることも重要で、冬は防寒性に優れた編み上げタイプやブーツタイプ、夏は通気性に優れたメッシュタイプなどにすることによって、快適に作業を行えます。

2. 履き心地で選ぶ

2つ目は、履き心地です。作業靴は安全性を第一に考えて作られているため頑丈で分厚く、実際に履いてみると合わないものも多いです。ですので、作業靴を選ぶ時には、実際に履いてみてインソールの状態や履き心地を確認してから購入しましょう。場合によっては別売りインソールを買って使うと、履き心地を高めることができます。また、靴の固定に関してもひも・ベルト・スリッポンなどのさまざまなタイプが展開されているので、好みや仕事内容に合わせたフィット感を選択することも大切です。

3.デザインで選ぶ

そして3つ目はデザイン性。近年では、デザイン性に優れた作業靴も多数発売されており、日常生活で使用しても違和感がありません。デザイン性は直接的に作業に関係ない部分ではありますが、見た目は日々の作業のモチベーションを上げる為にも非常に重要なポイントですね!

スタイリッシュかつ機能的!ASICSのワーキングシューズ

画像引用元:https://www.asics.com/jp/ja-jp/mk/working

ここまで聞いて、こだわりの作業靴が欲しくなってきたのではないでしょうか?そんなみなさまのために、大手スポーツ用品メーカーASICSから発売されている作業靴をご紹介させていただきます!

ASICSの作業靴の最大の特徴は高い機能性と両立するデザイン性!従来の作業靴は安全性ばかりが重視され、見た目があまり良くないものが多かったのですが、同社はスポーツシューズで培った洗練されたデザインを作業靴に採用しています。このような優れたデザイン性によって、オシャレが難しい現場でもスタイリッシュに作業靴を履きこなすことができます。

そして、デザイン性はさることながら、ASICSの作業靴は機能性・安全性も非常に優れています。同社のシューズは作業靴と分類されている通り、JSAA規格の製品となっていますが、機能性や安全性はJIS規格の安全靴に全く劣らない品質です。以下の動画をご覧いただくと、ASICSの作業靴の高い安全性がおわかりいただけるかと思います。

画像引用元:https://www.asics.com/jp/ja-jp/mk/working

また、これらの高い品質に加えて、ASICS独自の技術もふんだんに盛り込まれています。例えば、シューズのつま先をあげることでつまずきを防止するトゥアップ設計。ちょっとした違いではありますが、つまずきが減少します。

他にも、高い耐油性をもち、滑りやすい足場でも優れた耐滑性能を発揮するCPグリップソール。動画からもわかるように、雨やオイルで滑りやすくなった現場でも、安心して作業を行うことができます。スリップによる転倒事故は、なかなか意識をして防止できるものではないので、作業靴の機能面でカバーしていきたいですね!

画像引用元:
https://www.asics.com/jp/ja-jp/mk/working/nakajiki-cut?car=working-top-guide2

負担を軽減するために、足のアーチを支えてかかとの内側への倒れ込みを抑える立体形状の​​SRB洗濯可能中敷。注目する機会の少ないポイントではありますが、優れた中敷は足への負担を大きく軽減するだけではなく、身体のバランス維持にも大きく作用します。ですので、転倒事故防止の観点からも非常に有用なものであると言えます。

画像引用元:https://www.asics.com/jp/ja-jp/search/?q=CP-209 BOA lang=ja_JP

加えて、安全性と軽量性の両立を可能とする為、つま先部分にはガラス繊維強化樹脂製の軽量先芯を搭載。ガラス繊維強化樹脂とは、ガラス繊維をプラスチックの中に入れて強度を向上させた複合材料のことです。

一般的な安全靴は先端が重くなっているため、つまずきが増えたり、体に負担がかかって疲労が溜まりがちですが、ガラス繊維強化樹脂を使用することによって、重さによる疲れや転倒リスクを安全性を保ちながら軽減することができます。

まとめ

今回は ASICSの作業靴についてご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?毎日のように履くものであるからこそ、こだわりをもった作業靴を使っていきたいですね。また、今回ご紹介したようにASICSの作業靴には、スポーツブランドならではのアイデアや技術が多く詰め込まれており、安全性だけではなく機能性も備わっていることがわかりました。みなさまも作業靴をご購入の際には是非ASICSの製品を試してみてください!