こんにちは、KC-WITHです。昨年よりカシワバラ・コーポレーション工事管理本部からもご案内申し上げております通りに、2022年1月2日 以降、旧規格品の販売及び着用は禁止となっております!
盗難に注意してください!
そのハーネスが最近現場での盗難が多発しているそうです。
今回の法改正に伴い、各メーカでは在庫薄となっています。悲しいかな、高額商品でもある新規格のハーネスの盗難が頻出し、フリマサイトなどで出品されているようです。
【注意喚起】建設作業で命を守るための「フルハーネス」の盗難が増加している→メルカリで大量に転売されていた
基本中の基本ですが、目立つように社名や使用者の名前を書く、就業前と就業後に道具が紛失していないか確認点呼を励行するなど、今一度身の回りの道具の管理を徹底してください。
当然のことながら旧規格での入場はできません、必要な装備が用意できないことで工期遅延など現場に従事する仲間にも迷惑がかかることもありますので、その点何卒ご留意願います。
法改正の経緯
2018年に労働安全衛生法が改正され、2019年2月1日から施行されています。この改正で高所作業においては、フルハーネス型の墜落制止用器具の着用が原則化され、一定以上の高所においては“義務”となりました。
厚生労働省の統計によれば、日本の転落・墜落事故は年間に約2万件発生しています。「安全帯」から「墜落制止用器具」への名称変更は、より「墜落を抑止」を目的とした厚労省の強い意思を感じますね。
なお、「法令用語」としての名称変更であるため、今まで慣れ親しんだ “安全帯”という名称を使うことは可能です。カシワバラ・コーポレーションの現場では「墜落制止用器具」ではなく、フルハーネス型安全帯、胴ベルト型安全帯の名称を継続して使います。
カシワバラのルールについて
以下はカシワバラ・コーポレーション社員が携行しているルールブックからの参照です。カシワバラ・コーポレーションの現場へ入場する際には遵守いただくルールですので、周知徹底をお願いいたします。
ここKC-WITHで格納されている新規入場教育動画の第3章「保護具の着用と使用」でも解説していますので、再度ご視聴、ご確認ください。
なによりもハーネスはみなさんの命を守る大切な道具です。保守管理にも十分に配慮してください。それでは今日もご安全に!