冬の現場を乗り切れ!現場で使えるおすすめ防寒対策&グッズ

外で作業を行うことが多い建築現場では、寒い時期の防寒対策は欠かせません。この記事では、寒さが厳しい冬の現場で役立つおすすめ防寒グッズをまとめました。作業時に取り入れられる服装や便利アイテムや、効率よく体を温めるポイントなどを知りたい人は、ぜひ読んでみてください。

寒い冬の現場……生産性アップのためにも必須の防寒対策

寒さが厳しいと、指先が思うように動かなくなったり、頭の回転が鈍くなったりするものです。危険な作業を伴う工事現場では、そのような状態が作業効率の低下や大きな事故などを引き起こすことも。安全に作業を行うためにも、しっかりと防寒対策を行いましょう。

優先して防寒すべきは「3首」!

防寒対策のポイントは、首元・手首・足首の「3首」を重点的に温めることです。これらの近くには動脈が通っているため、温度の影響を受けやすいと言われています。冷やしすぎると血流が滞る原因になるので、手袋やマフラー、靴下などで3首を露出させないように注意しましょう。ほかにも、第二の心臓とも呼ばれるふくらはぎ、内臓器官の体温上昇をサポートできるお腹周りなどもしっかり対策すると安心です。

目的に応じた部位へカイロを貼って、温め効率アップ

寒い冬を乗り切るためにカイロでお腹や背中などを温める人も多いでしょう。カイロは貼る場所を工夫すれば、目的に応じた効果を効率的に得ることができます。全身を温めたい場合は腰に、冷えによる腹痛などを防ぎたい場合は下腹部に、肩回りの筋肉の動きを良くしたい場合は肩甲骨の間にカイロを貼るのがおすすめです。これらは体のツボが集まっている箇所なので、効率的に体を温められるでしょう。

作業中も邪魔にならない!冬に負けない、おすすめ防寒アイテム5

ここでは、動きやすさや持続性などに注目して、作業中に使用できるおすすめの防寒グッズを紹介します。すぐに導入できるものばかりなので、今年の冬を乗り切る対策としてぜひ参考にしてください。

袖がないから動きを邪魔しない「マキタ 充電式暖房ベストCV202DZ

「マキタ」の「充電式暖房ベストCV202DZ」は、腹部と首、背中など合計4箇所に発熱体を取り入れている暖房ウェアです。コンパクトな設計なので、上着の下に着込んでも動きを妨げません。すぐに体の広範囲を温められるので、寒さの厳しい早朝の作業などに活躍するでしょう。Sから4Lまで、豊富なサイズ展開があるのも嬉しいポイントです。

参考:https://www.makita.co.jp/product/saigai_series/cv202d/cv202d.html

ストレッチが効いて動きやすい!「グンゼ 【極】ロングスリーブシャツ」

「グンゼ」が展開する「【極】ロングスリーブシャツ」は温かさと着心地にこだわったインナーウェアです。1枚で綿100%インナー7枚分もの温かさがあり、繊維そのものがしっかりと発熱します。両脇に縫い目がなく伸縮性にも優れているので、体を動かす作業を邪魔しません。動きやすさと温かさを兼ね備えたインナーを探している人にぴったりです。

参考:https://www.gunze.jp/store/item/MH0808_4_4_1

耐久摩耗撥水なのに汗をかいても蒸れにくい「自重堂 シンサレート防水防寒パンツ」

「自重堂 シンサレート防水防寒パンツ」は機能性に優れたハイグレードの防寒パンツです。マイナス10度での除雪作業にも耐えられる高い保温力・防水性があります。透湿度が高く、長時間作業しても汗でむれる、臭いが発生するなどの不都合が起きにくいでしょう。高性能で動きやすい防水防寒パンツを探している人におすすめの商品です。

参考:https://www.uniformnext.com/work-uniform/product/01-48231/

口元まで隠れるロング丈で隙間風を防ぐ「ワークマン フリースロングネックウォーマー」

「ワークマン フリースロングネックウォーマー」は、口元まで隠れるボリュームのある丈感がポイントです。隙間風が入って来るのを防ぎ、マスク兼フェイスガードとしても使用できます。値段もリーズナブルで気軽に購入できるので、夕方の気温変化などに備えてバッグの中に常備しておくのもよいでしょう。

参考:https://workman.jp/shop/g/g2300017992038/ 

平均55℃の高温が約6時間持続!「桐灰カイロ 貼るマグマ」

「桐灰カイロ 貼るマグマ」寒い屋外で使用することを想定した、持続性の高いカイロです。約55度の高音が6時間続くので、長時間外で作業を行う日でも安心して使用できます。また、従来のものよりも発熱のスピードが速いので、開封後すぐに効果を実感できるでしょう。

参考:https://www.kiribai.co.jp/assets/whatsnew/img/20190912_mgm.pdf

休憩中の防寒対策!ぜひ使ってほしい、あったかアイデアグッズ

作業中はもちろん、休憩中にも使えるちょっとした防寒グッズが人気を集めています。ここでは、お昼休憩などで重宝する、あったかグッズを紹介します。

体の中からぽかぽかに。スープも入る「サーモス ステンレスランチジャー JBG-2000

「サーモス」の「ステンレスランチジャー JBG-2000」はスープ容器とごはん容器、おかず容器の3がセットになった保温タイプのランチジャーです。保温効果が6時間持続するため、寒い屋外でも温かい食事が楽しめるでしょう。保温容器は丸洗いできるので、衛生面も安心です。

参考:https://www.thermos.jp/product/detail/jbg-2000.html?color=MDB

現場でも5分で温水が作れる!「加島 パイプヒーター」

「加島 パイプヒーター」を使えばどこでも手軽に温水が作れます。汚れ落としや洗車、塗装、タイル工事といった現場作業から缶コーヒーの温めまでさまざまな用途で使用できます。8リットルの水が約5分で温められるので、水仕事が多い現場では、冬場大いに活躍するでしょう。

参考:https://kashima-hot.co.jp/product_pipe.html

寒さの厳しい現場で快適に作業を行うには、適切な防寒対策が不可欠です。体を冷やすと体や身体の働きが鈍くなってしまうため、安全性を確保するためにも、ぜひ作業服やインナーなどに防寒グッズを取り入れてみてください。休憩中にも上手に防寒アイテムを取り入れれば、より体を温められるでしょう。